※2023年8月1日より各商品の品番が変わります

どのようにしてトレーラーに安全装置が導入できるの?TCIのワイヤレスカメラのすべて

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皆さんこんにちは。

TCIより日々ご紹介させて頂いているTCIのワイヤレスカメラについてですが、

トレーラーのようにヘッドとシャーシを切り離す性質であったり、アームなど稼働域が存在するクレーンなど、

通常のバックカメラは取り付けが難しいとされている車両に対して、

「どうやってバックカメラやサイドカメラなどの安全装置を取り付けるの?」

「どういう仕組みで取り付けを実現しているの?」

などという声をおおく頂いております。

本記事では改めて、弊社のワイヤレスカメラの特徴と、どのように取り付けるかをご紹介させて頂きます。

TCIのワイヤレスカメラの種類

TCIのワイヤレスカメラは現状2種類ございます。

それぞれのカメラの共通点と特徴は以下になります。

◆共通
・磁石での取付(専門的な取付工事は不要)
・ワイヤレス接続
・モニターはシガーソケットからの給電式
・電圧は12/24V車共用
・モニターの音声出力(カメラにマイク内蔵)
・技術基準適合証明取得済み

SPOT CAMERA

【対応車両】重機・建機・トラクター・フォークリフト等
【通信距離】水平直進距離は最大120m
   (フォークリフトで垂直方向6mまで動作確認済み)
   ※箱車やコンテナなどの障害物は電波を通しにくい性質があるため、使用できません。     
【録画機能】あり(映像と音声)
【ペアリング可能台数】4台(分割画面は2画面まで)
【充電方法】カメラ本体をUSBケーブルで充電

TRAIL CAMERA

【対応車両】トレーラーやクレーンを含む全車両
【通信距離】最大70m
    (クレーンで垂直方向40mの動作確認済み)
【録画機能】なし
【ペアリング可能台数】1台(分割画面は無し)
【充電方法】別体バッテリーをUSBケーブルで充電

TCIのワイヤレスカメラの取り付け方法

では上記のワイヤレスのカメラをどうやって車両に取りつけるのでしょうか。

TRAIL CAMERAの画像を使ってご説明していきます。

まずはモニターですが、写真は以下のものになります。

このモニターを付属のブラケットを取り付けてダッシュボートの上に両面テープで設置またはビスを打ち込んでの設置になります。

車両によっては天吊りでの取付も可能です。

このモニターの電源線をシガーソケットに挿しこみ、給電方式にてご使用頂けます。

実際に取付した写真が以下になります。

次にカメラですが、TCIのワイヤレスカメラの特徴は完全ワイヤレスであることです。

世の中に出回っているワイヤレスカメラのほとんどはモニターとカメラ間はワイヤレスですが、

カメラの起動にあたっては、電源を取ってくる必要があり、そのために配線作業が必要になります。

そのような配線作業は基本的に業者に依頼する必要があり、そのため工賃がかかってきます。

参照として一般的な有線式のバックカメラ取付工賃を記載しておきます。

・2tトラック   30,000円前後+出張費・4tトラック   45,000円前後+出張費
・重機や特殊車両   50,000円前後+出張費

これは取付一回に対する金額ですので、取り外しの際も同様に工賃が発生します。

TCIのSPOT CAMERAは取り付け作業および工賃を不要にするために、

バッテリーを内蔵し、配線を一切なくした仕様になっております。

ではどうやって取り付けるのかというと、ネオジム磁石と呼ばれる非常に強力な磁石を内蔵しており、

成人男性が結構な力で引っ張ったとしても外れる事はありません。

そして、2万回の耐振動テストも難なくクリアしており、振動での脱落の心配もありません。

こうすることで、業者を呼ばずとも、お金をかけずとも、

誰でもカンタンに好きなところに取付し、安全管理をおこなうことが可能になりました。

つまり工賃0円でいつでも脱着が可能ということです。

ちなみに下記はフォークリフトに取り付けた画像ですが、

逆さまに取り付けてもまったく問題ありません。

TRAIL CAMERAにつきましても、

取り付けに関する仕組みは、SPOT CAMERAとおおむね違いはありません。

けん引車両や可動域のある車両とTCIのワイヤレスカメラの相性

けん引するという性質のトレーラーへのバックカメラおよびサイドカメラの導入や、

クレーンのアームなどの可動域に取付などに関しては、安全装置の導入が難しいとされておりました。

なぜならトレーラーであれば、車両を切り離すということ、クレーンであれば稼働するという性質上、

いずれにしても有線だと断線してしまうからです。

ワイヤレスカメラであったとしても、電源作業の配線が困難であるため、

トレーラーやクレーンなどの車両への導入は難しいとされてきました。

TCIのワイヤレスカメラでは先述の特性を生かして、

カメラを完全ワイヤレスにすることで、そういった車両への安全装置を可能にすることができました。

※トレーラーやクレーンに使用される場合は、対応車両の観点より、SPOT CAMERAではなくTRAIL CAMERAが対応のカメラになります。

まとめ

今回は、TCIのワイヤレスカメラがどのようにして生まれ、

どのような仕組みで、どのようにして取り付けられるか、車両に導入できるまでに至ったかをご紹介させていただきました。

トレーラーなどの車両に安全装置の導入はなかなか普及しておりません。

そういったドライバーの皆様の安全管理に対して、TCIのワイヤレスカメラが少しでもお役に立てれば幸いです。

SPOT CAMERAについてのより詳しい情報は【こちら】をご覧ください。

TRAIL CAMERAについては最新商品のため、製品ページは現在作成中です。
資料等はご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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