【通園バス置き去り】よくある対処方法だけでは安心できない3つの理由とその対策方法について

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置き去り防止装置のアイキャッチ

幼稚園バスに子どもが置き去りにされる事例が発生し、全国の幼稚園やこども園ではさまざまな安全対策をしています。

しかし、よくある対処方法には問題点もあります。

今回は、よくある対処方法だけでは安心できない理由と、より安全な幼稚園バスを目指すためにできることを紹介します。

・「子どもにクラクションを鳴らさせる」はできないリスクあり

クラクションのイメージ図

幼稚園バスに子どもが置き去りにされた場合を想定して、さまざまな訓練の映像がテレビで放映されました。

子どもにハンドルのクラクションを押させてみたり、窓を水筒でたたかせて音を出したりして車外に助けを求めていました。

力が弱くクラクションが押せない子どもは、保育士が抱っこしてハンドルの上に座らせてみるなど、

「子どもを助けたい」「置き去り事故を発生させない」という保育士の方たちの思いがヒシヒシと伝わってきました。

しかし、子どもにクラクションを鳴らさせたり、窓を水筒でたたいたりして助けを求めさせる対策は現実的ではないかもしれません。

なぜならば、非常時はパニックになるからです。
幼稚園バスに閉じ込められた状態は、子どもにとって非常時です。
冷静に訓練を思い出し、ハンドルに向かって歩いていくことができるでしょうか。

おそらく、ほとんどの子どもたちはパニックになってしまい、泣いたり声を出したりすることが精いっぱいでしょう。

また、子どもたちは普段の生活の中では「窓はたたいてはいけません」と言われているはずです。

ましてや水筒で窓ガラスを叩いたら怒られてしまうでしょう。子どもたちは、まだ幼いです。

非常時だから今日は例外だ」と考えることはできないのではないでしょうか。

・「複数人で念入りにチェック」は慣れのリスクあり

思い込みが置き去りを発生させる

最後に降車する大人が「全員が降車したか」をしっかりと確認すれば、置き去り事例は発生しなかったはずです。

しかし「確認」は、人によってやり方が違います。
サーっとみただけで「確認した」という人もいれば、降車ドアで振り返っただけで「確認した」という人もいます。

「確認」の認識のずれを埋めるために「複数の職員で念入りにチェックする」という対策を始めたところもあります。

ただし、複数人でチェックしても人の目によるチェックには落とし穴があるのです。

それは「慣れ」です。

悲しい事例が起きてしばらくは、多くの大人が念入りにチェックするでしょう。

しかし、時間がたってくれば慣れが出始めて

私がやらなかったとしても誰かがきちんとチェックする

という意識が生まれるのではないでしょうか。

・「押しボタン式」だけではヒューマンエラーのリスクあり

後方確認が本末転倒となってしまう恐れ

アメリカのスクールバスでは、運転手がバスの一番後ろに設置されているボタンを押さなければキーが抜けないという対策をしています。

たしかにバスの一番後ろまで歩いていけば取り残されている子どもに気がつく可能性は高いです。

また、幼稚園バスの運転を終えたらバスの最後尾から写真を撮り、保護者に写真を送信するという対策を始めたところもあります。

押しボタンを押さなければキーが抜けないという対策は、とてもいい方法にみえるかもしれません。

しかし、もしも体調が悪く座席で横になっている子どもがいたらどうでしょうか。

運転手が押しボタンを押すことに集中してしまい、横になっている子どもの横を通り過ぎてしまったら置き去りにされるかもしれません。

押しボタン式は「運転手がすべての座席を見渡しながら後に移動すること」が前提になっている対策です。

確認に関してはアナログとなってしまい、慣れや見落としというヒューマンエラーが発生する可能性はゼロではありません。

・バス車内置き去り防止装置「SOS-0001」でリスクを回避

SOS-0001のシステム

子どもに限らず大人であっても非常時には想像以上に動くことができません。

万が一、子どもが幼稚園バス車内に置き去りにされたときには、
子どもに行動を求めるのではなく、自動的に作動するシステムが必要です。

株式会社TCIが開発したバス車内置き去り防止装置「SOS-0001」のSOSは
「SYANAI(車内)のS・OKIZARI(置き去り)のO・SHINAIDE(しないで)のS」を表しています。

車内に取り残され、恐怖におびえる子どもに代わって外部に助けを求めます。

このシステムは、エンジンが止まった60秒後に自動的に作動します。

車内に設置された4台のAIカメラが、残された子どもを検知した際は、
警報ブザーより大音量で音を鳴らし、外部に異常を知らせます。

音だけでなく光でも異常を知らせるため、騒音や雨音が大きい日でも心配不要です。

AIカメラは約2時間作動して自動的に停止します。

4台のカメラが2時間という長い時間作動することで、複数人で念入りにチェックする以上に入念に確認することができます。

人間が操作をする必要がないため「慣れ」や「不注意」などのヒューマンエラーのリスクもありません

・おわりに

園バスには、さまざまな子どもたちが乗車します。

非常時には、大人が「これはできるだろう」と考えるほとんどのことができないかもしれません。

最悪を想定して最善を尽くすこと」が今求められている安全対策ではないでしょうか。

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